2011年2月9日水曜日

研究テーマ候補

研究テーマ候補のリマインド

1. メモリ使用量を考慮した実行時スケジューリング及びマイグレーション
http://suzumura-lab.blogspot.com/2010/07/blog-post_28.html

2. 階層的ストレージ構成を透過的に活用するデータストリーム処理系(例:大規模グラフ)
http://suzumura-lab.blogspot.com/2010/12/streamgraph_4464.htmlにおける以下の問題
メモリに載りきらないようなグラフストリームが到着した際に Persistent な分散ファイルシステムと協調し階層的にグラフ構造を格納、頻繁にアクセスされる部分グラフのみをオンメモリ上に確保するといった最適化手法、そしてそれらのグラフデータに対して開発者からシームレスにアクセスできるような処理基盤

3. GIM-V モデルのGPU実装
大規模グラフの処理モデルGIM-Vの処理系を GPU (+分散用に StreamScaleまたは System S) を用い、実装.  関連研究→Mars

4. Incremental GIM-V 処理系の発展
- 耐故障性: ノード故障におけるマイグレーション・スケジューリング問題
- GPUを用いた高速化:完全に再計算すべきサブグラフのGPUによる処理

5. 超並列異機種混在計算機環境におけるX10を用いたグラフ処理の最適化
並列プログラミング言語 X10を用いて大規模グラフ処理を記述し、CPUとGPUから構成される超並列異機種混在環境(例:TSUBAME2.0) 上における性能最適化を実現する。また、そこに介在する様々な技術的課題(プログラマビリティ、性能、自動生成されるGPUコードなど)を特定し、X10の実行時処理系にその課題を解決する機能を実装し、性能向上を実現する. グラフ処理に関しては、GIM-VのモデルをX10で記述するのも良いでしょう。

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