WWW2010 (World Wide Web) など最近の国際学会の傾向を見ると、巨大な実データを持つ Google, Yahoo などのデータ解析論文が台頭してきていますが、プロジェクトとしての方向性としては、自分達で AR のセンサーを構築・公開し、センサーを大量に受ける基盤を作ってしまうことが重要かと思います。当然、サービスを公開しトラフィックが増えると、東工大ネットワークに対して多大な負荷をかけてしまうので、その際には Amazon EC2 /S3 などのクラウド上でデータを受けるサービスを Elastic に稼動させていくことが重要になっていくでしょう。
まずは、本格的なプロジェクト開始に向けて、以下のような調査をまずは行っていきましょう。
1. セカイカメラなどの既存 AR システムの調査
- 現在、どのようなことができるか?テキスト情報の他に、音声や画像なども付加できるか?
- セカイカメラの他にどのような AR システムが世の中に存在するか? 日本の事例、世界の事例
- どのようなシステム構成、ソフトウェアアーキテクチャで作られていると推測するか?
- どのような問題点があり、どのように解決すべきか?
タグ情報の乱立によるユーザーインタフェースの欠如、情報の信頼性の欠如、パフォーマンスの問題など)、実装のデバイスへの強い依存性 (iPhone は ObjectC, Android は Java ?)
- スクラッチから作る際のソフトウェアアーキテクチャおよび必要なコンポーネント
- 既存の AR Toolkit に関する調査。どこまで実現できているか?
- AR のデバイスの選択。iPhone , Andoroid or others ?
- 仮に iPhone を仮定して, First Step としてどのようなアプリケーションを作るか? (iPhone を研究経費で借りれるかどうかは、鈴村が交渉中だが難しいかもしれない)
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